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栽培現場レポート

  • 斉藤憲次様(千葉県千葉市)

    農家・生産者様

    美味しいメロンはお客様に必ず喜ばれ、農園のファンを増やしてくれる

    斉藤憲次様(千葉県千葉市)
    千葉市でイチゴの直売農園を営む斉藤さんは、イチゴ栽培後のハウスが空く期間に感動メロンを栽培し、見事収穫に成功しました。初めてのメロン栽培にはご苦労も、また喜びもあったようです。

シーズンオフの空いたハウスでできる作物はないか?

斉藤さんが経営する直売農園「ちはる農園」は、冬から春にかけてイチゴ販売と、春の約2か月間はイチゴ狩りを実施されています。多くの人が訪れる人気の農園です。
しかし斉藤さんには悩みがありました。

「当園ではイチゴでの規模拡大が難しく、今の栽培面積で収入を上げるには、他の作物を生産する必要がありました。イチゴ栽培後の、ハウスが空く期間に作れる物を探していたのです」

そんな折、斉藤さんは空きハウスでメロンを栽培できることを知りました。
「『メロンなら、松井農園だな』私は思いました。実は20年以上前、友人の結婚式で食べた『肥後グリーン』があまりに美味しく、ずっと記憶にあったからです」

悪戦苦闘の栽培はムービーを頼りに

  • 斉藤さんはすぐ松井農園に連絡をし、感動メロンプロジェクトの「イチゴ生産者モニター」としてメロンに挑戦することになりました。栽培期間は昨年の5月~8月、お盆需要をターゲットにした生産・販売を目指しました。

    「初めてのメロン栽培、しかもイチゴの高設栽培の設備にメロンを吊り下げるというものです。棚の作り方やツルの這わせ方など、試行錯誤の連続でした」
    葉や茎の育ち方の良し悪しも判断が難しく、苦心した斉藤さんですが、感動メロンプロジェクトの「感動メロンの育て方」動画を見ながら奮闘を続けました。

    そんな中に、栽培の楽しみもあったといいます。
    「メロンの成長の早さに圧倒されながらも、そのあふれる生命力は、見ていて実に楽しいものでした。また、品種によって収穫率に微妙な差異があることも分かりました」

収益増とファン拡大にメロンが貢献

ご苦労の甲斐あって、斉藤さんのメロンは何とか収穫までたどり着くことに成功。試食した家族やお客様の反応も上々でした。
感動メロンの栽培に成功したことで、ハウスの稼働率が上がり収入が増えたのはもちろん、ちはる農園のファンを拡大できたのも収穫だったと斉藤さん。実際、メロンの購入がきっかけとなりイチゴ狩りに来園されたお客様もいらっしゃるそうです。

「美味しいイチゴと同じように、美味しいメロンは、お客様に必ず喜んでいただけます。これからはメロンも農園のファンを増やしてくれるでしょう」

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